「昨日は、ありがと。」 「全然!元気そうで安心したよ。」 できるだけ自然に、笑顔でそう言ったら少し顔をふいって反対に背ける水無瀬くん。 「水無瀬くん…?」 「いや、なんでもないっ。」 心做しか顔が赤くなってる気がする。 あっほら、まただ、この胸の感じ。 キュッて、いや違う、ギューーって掴まれる感じ。 ううん、思い出しちゃダメだよ。 この気持ちは。