ついに撮影現場に行く日が来た。
泊まるのは2週間。前日の夜はお泊まりセットの準備を完璧にして、何回も読んで暗記していたけれど流れの確認のため、台本をもう一度読んで、寝た。
そして朝。
高瀬くんが「花ちゃん、お迎え行くから学園の屋上で待っててね」って言ってくれていた。
屋上? どうして?って考えていたけれど素直に学園の屋上で、ドキドキしながら荷物を横に置き待っていた。
「花ちゃん、お待たせ~」
強い風が吹き、高瀬くんの声が響いた。
上を見あげると、青空の中にヘリコプターが!
ヘリコプターが屋上に停まると高瀬くんが降りてきた。王子様降臨イベントみたい。
ちょっとテンションがあがる。
「おはよ! 花ちゃん」
「お迎えって、ヘリコプターで……?」
「そうだよ、これ、うちのヘリ。さぁ、乗って?」
私は高瀬くんの手を掴み、ヘリの中へ。
高瀬くんがキラキラと輝いて、本物の王子様に見える。というか、本物の王子様!
胸をキュンとさせながら私は高瀬くんの隣に乗った。
「花ちゃん、荷物多いね」
「だって、あれもこれもってなっちゃって……」
「ふふ、可愛いな。花ちゃん」
王子は微笑み、私はドキッとした。
今日から撮影だけど、撮影のオープニングはもうすでにキラキラ。
キラキラ撮影イベント、今開幕!
泊まるのは2週間。前日の夜はお泊まりセットの準備を完璧にして、何回も読んで暗記していたけれど流れの確認のため、台本をもう一度読んで、寝た。
そして朝。
高瀬くんが「花ちゃん、お迎え行くから学園の屋上で待っててね」って言ってくれていた。
屋上? どうして?って考えていたけれど素直に学園の屋上で、ドキドキしながら荷物を横に置き待っていた。
「花ちゃん、お待たせ~」
強い風が吹き、高瀬くんの声が響いた。
上を見あげると、青空の中にヘリコプターが!
ヘリコプターが屋上に停まると高瀬くんが降りてきた。王子様降臨イベントみたい。
ちょっとテンションがあがる。
「おはよ! 花ちゃん」
「お迎えって、ヘリコプターで……?」
「そうだよ、これ、うちのヘリ。さぁ、乗って?」
私は高瀬くんの手を掴み、ヘリの中へ。
高瀬くんがキラキラと輝いて、本物の王子様に見える。というか、本物の王子様!
胸をキュンとさせながら私は高瀬くんの隣に乗った。
「花ちゃん、荷物多いね」
「だって、あれもこれもってなっちゃって……」
「ふふ、可愛いな。花ちゃん」
王子は微笑み、私はドキッとした。
今日から撮影だけど、撮影のオープニングはもうすでにキラキラ。
キラキラ撮影イベント、今開幕!