暮夜 りさ
「ん、んんぅ」
私は戸惑った。
目が覚めたら知らない闇の中。
確か寝る時間、ゲームをしようと布団に潜ろうとしたとき急に闇に呑み込まれて、、、、。
それから、、どうなったの?
わからない。
!!
急に目の前が白い光に包まれた。
ずっと暗闇で何も見えていなかったから、こんな強い光眩しくて見れない。
私は両手で目を覆った。
指の隙間から漏れる光がだんだん弱くなり、きえた。
私は何があったのか確かめるため、目を覆っていた手をおろす。
そこには、とても美しい女の人がいた。
私が友達とグッズを集めているアイドルグループの人よりずっと綺麗だ。
女の人が口を開ける。なにか言うみたい。どんな美しい声なのだろうか。
「お姉さんが、あなたを助けるために、命をかけて頑張ってるわよ。」
う、美しい声、、、!
ていうか、お姉ちゃんが、私のために命をかけて頑張ってる、、、?
そんなことあるはずないじゃない。