羽菜さんは、しっかりしてそうで、結構おっちょこちょい。
そこが、羽菜さんらしいと言うか…
こんな事言ったら怒られそうだけど(笑)
知れば知るほど
羽菜さんに惹かれていく。
ある日、バイトが休みだった俺に、店長から電話がきて。
急遽、入ることに。
しかも、ホールは羽菜さん一人だって言うし。
マジで!?
行かないわけないって!
この時間帯は一人じゃ大変だろう。
案の定、お客さんは一杯で。
羽菜さんが一人、頑張ってた。
「ごめんねぇ。ありがとう…」
俺が入ると伝えると、本当にホッとした様子で。
それが俺は嬉しかった。
もっと、俺を頼ってほしい。
羽菜さんの為ならどんな事でも頑張れるよ。


