初めて羽菜さんを見た時、 俺の中で、何かが弾けた。 …なんだ?これ… 固まってる俺を見て、首を傾げてる彼女。 わ、しまった! 慌ててボールを受け取って。 待ってくれ…! 帰ろうとするあの人をどう引き止めようか焦った。 突然、前を聞いた俺を変なヤツだと思っただろうな… 羽菜さんは 俺の高校の卒業生で。 図書館の平センの所へ来ていたらしい。 これ以上、変なヤツだと思われたくないから、 俺はお礼を言って、部活へ戻った。