初めて羽菜さんを見た時、
俺の中で、何かが弾けた。
…なんだ?これ…
固まってる俺を見て、首を傾げてる彼女。
わ、しまった!
慌ててボールを受け取って。
待ってくれ…!
帰ろうとするあの人をどう引き止めようか焦った。
突然、前を聞いた俺を変なヤツだと思っただろうな…
羽菜さんは
俺の高校の卒業生で。
図書館の平センの所へ来ていたらしい。
これ以上、変なヤツだと思われたくないから、
俺はお礼を言って、部活へ戻った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…