「あーーあ。暇だな〜」

そう呟いたのは私、宮浜 藍 ミヤハマ ラン 。

「それな〜」

友達の橘 美衣子 タチバナ ミエコ 。

高校3年生の2月。

大学受験も終わって無事受かった。

美衣子は受からずそのまま就職するっていってた。

「なんか、遊びたいよね〜」

私たちの話を聞いて、他の女子や男子が寄ってきた。

「だよなー」

「パーっと行きたいね〜」

「ねー」

「俺ンチでゲームでもする?」

「いいなー」

「無理無理〜」