「みぃ!?それ本当なの!?」
昨日起こった出来事を
何も隠さずに冬美に話した。
どうせ隠したってすぐバレるもんね…
裕也はきっと──教室とかまで遊びに来ると思うし…
それを見たら
拓斗は何を思うのかな?
……何も思わないか。
私のことなんて、なんとも思ってないんだもんね?
「冬美……そんなに驚かないでよ!!
拓斗には、好きな人がいるんだってさ!」
「だからっ!!それが、みぃかもしんないじゃん!!」
「それは有り得ないよ…
だってはっきりと──」
『アイツジャナイ…』って言ってたもん…
「はっきりと何?」
さっきまで堪えていた涙が
急に頬を伝わってきた。
裕也がいてくれたから…
辛くなかったけれど、
拓斗に失恋した事実を
再びかみ締めたとたんに
切なさが帯びて……
どんどんどんどん
悲しみが増していく。
昨日起こった出来事を
何も隠さずに冬美に話した。
どうせ隠したってすぐバレるもんね…
裕也はきっと──教室とかまで遊びに来ると思うし…
それを見たら
拓斗は何を思うのかな?
……何も思わないか。
私のことなんて、なんとも思ってないんだもんね?
「冬美……そんなに驚かないでよ!!
拓斗には、好きな人がいるんだってさ!」
「だからっ!!それが、みぃかもしんないじゃん!!」
「それは有り得ないよ…
だってはっきりと──」
『アイツジャナイ…』って言ってたもん…
「はっきりと何?」
さっきまで堪えていた涙が
急に頬を伝わってきた。
裕也がいてくれたから…
辛くなかったけれど、
拓斗に失恋した事実を
再びかみ締めたとたんに
切なさが帯びて……
どんどんどんどん
悲しみが増していく。