「なに?凜」



「っ……れ、い」


「は?なんで泣いてんだよ…!俺、なんかした?」




「ううん。冷じゃ、ないの。
 私が……私は…………、冷を…っ!」

「早く殺れ」



「…お前、誰だよ」

「私が誰かは、お前に関係ないだろう。
 そもそも、お前は今から…凜に殺されるのだから」


「凜に殺される…?なに言ってんだよ。そんなわけ…、凜?」







「あ…っ、私……!!」
「凜、本当、なのか…?」