人妻なんてチョロいと思ってたオレが女子高生にハメられた話

「星田、おまたせ…」


「うん、行こっか…」


七瀬と駅で待ち合わせて
映画館に向かった


今日は待ち伏せじゃなくて
待ち合わせ


なんか
嬉しかった


ちょっと幸せかも…って思った


「急いできたから熱い」


七瀬が手でパタパタ扇いだら
甘くていい匂いがした


「そんな急がなくていいのに…
映画の時間、余裕で間に合うだろ」


「星田、待ってるかな…って思って…」


七瀬がバイト終わるのいつも待ってるから
もぉ慣れた


七瀬を見たら
いつもと雰囲気が違った


「今日、メイクしてるの?」


なんか
髪も可愛くしてるし


「うん、ちょっとね…
今日はバイトじゃないから…」


そーだよな
ただそれだけだよな


髪につけた飾りも
オレのために選んでくれたのかな?とか
なんか少し期待した


「星田、そんな見ないでよ!
恥ずかしいじゃん」


「うん、可愛いな…って…」


「星田やっぱり変わったね
簡単にそんなこと言えるんだ」


簡単に言ったわけじゃなくて
誰にでも言ってるわけじゃなくて

七瀬が可愛いな…って思ったから


女の人にカワイイね♡とは
よく言われるけど


「星田って
自分で気付いてないかもしれないけど
なんか勘違いさせるよね」


「勘違い?」


「優しくて…

でも私だけじゃなくて
みんなに優しかった

なんだ…って…

誰にでも平等なのが
星田のいいところなんだけどね」


「え…?」


「意味わかんないならいいや」


「え、オレ褒められてる?」


「うん
誰にでもカワイイとか言ってるんでしょ
ってこと!」


七瀬が笑いながら言った


「言ってねーよ」


七瀬が可愛かったから言ったんだよ