「まぁ、ヒーローに告白しても フラれちゃうから 自分の想いは伝えちゃダメだよって 昔の自分に教えておきたいかな」 「……?」 柚葉は 「じゃあまた明日、学校でね」 と俺に微笑むと ポニーテールを揺らしながら 走り去って行っちゃった。 けど…… 俺はというと、棒人間化。 硬直。 微動だにしないやつ。 歩道につっ立って 柚葉から発せられたナゾナゾに 頭を悩ます。