私と高瀬くんとで教室に行く。


三階にある1年C組。


教室。



\\きゃー〜〜〜❤//


教室中の女子生徒が金色の声を出した。


高瀬くんって、ホント有名人だな。


「って、わいちゃん?!」

「あー!わいちゃんだー!」

「どこに言ってたの?」

「心配したんだよ?」


と、数人の女子生徒達。


「あ、迷子になっちゃって( ̄▽ ̄;)」


「で?高瀬くんと一緒に教室まで来たと?」

「そういうこと」


「そうだったんだね!」

「なら、納得」


口が裂けても、『高瀬くんの跡をついて行ったとは言えない……』。


私は、自分の席に戻る。


「ねぇねぇ」

「あ、いち子!おはよ!」

「おはよ!」