「....私、頑張るね」
このまま彼女に甘えていちゃ駄目だ。
私自身がもっと強くならなきゃ。
「受験もあるんだし、無理しちゃ駄目よ。本当に厳しかったら無理せずあたしに言うこと。いいわね?」
「分かった。ありがとう、史奈」
「何言ってるの。親友なんだから、困った時は助け合うのが当たり前でしょ」
その言葉に私がどれだけ助けられているか、史奈は知らないだろうな。
ちょうどチャイムが鳴る1分前になり、私は自分の席に戻ることにした。
「いつも甘えてごめんね」
「何言ってるの。もっと甘えてほしいくらいよ」
その返事だけ聞いて、彼女から離れた。
もう少しで卒業しちゃうけど、史奈と会えたことは一生の宝物。



