「…さま…葉様…乙葉様…」

ん〜なんか誰か私の名前呼んでる?

まーいっか笑

「いい加減起きてください、お嬢様!」

布団を剥ぎ取られて声の主を探すと私のメイドの秋ちゃんがいた。

「秋ちゃん、おはよう〜」

眠い目を擦りながら渋々ベッドを抜け出す。

「おはようございます、お嬢様。
早く準備してください。旦那様がお呼びです。」

「わかった」

洗面所に行って支度をする。

秋ちゃんに着替えを手伝ってもらってお父さんの書斎に行く。