そこに、環、帷、直月、絢人が居た。

ヒミツ部には、俺を含め野いちご学園高等部のイケメン5人達が集められている。


「なぜ、俺もここに居るんだ」

そう口に出したのは、直月だった。

直月は、風紀委員で副会長をしている。


なんべん注意しても、俺が制服をだらしなく着ているから、なんか……嫌われているぽい?


「まぁ、いいじゃないか」

ヒミツ部顧問、絢人先生はそう宥めた。


絢人先生は、コーヒーを飲んでいる。



ガラガラ


「失礼します」

「お、やっときたか最後の部員」

「いち子遅い」

「ごめん💦」


「_____どう?あれから、わいちゃんは」

「楽しく学園来てるよ?」


「なら、良かった」


「なんで、わいちゃん……あ!もしかして」


「そのもしかしてだ」


俺は口を咎める。


「なんかね?朝都がね?わいちゃんのこときにしてるんだって」

「予想通り」


「おい、待て。環」

「なーにー?」

「今、なんて言った」

「朝都」

「先輩をつけろセンパイを」

環は、無視をする。



「で?私を呼んだの」


「そ、そういうこと」


「その事かー、俺これこら仕事があるんだよね」

「モデルのでしょ?俳優の?」

「週刊に撮られたって言う話じゃ。大丈夫なの?」

「まぁ、ウチなマネーがなんとかしてくれたから……今は、大丈夫。ほんと、気をつけよ」

「そうだな」


「じゃあ!」

帷は、ヒミツ部を後にした。


「そう言えば、お前は?部活」

「ん?写真部?」

「あぁ」

「いつでも行けるから〜」

「大丈夫ってこと?」

「そういうこと〜」