星と月のセレナーデ






「 ふーん、なるほどね。 」



私達の握られてる手に気がつき
何かを察したのか笑うのをやめた



「 あぁ、この子?界が探していた子って 」



まじまじと私の顔を見られるから
会釈だけをする



「 なるほど、探すのも無理ないか。 」



飲んでいた水をテーブルの上に置き
少しずつ私の元へと歩いてきた

隣にいる彼は眉を顰めているし

自分の身体が無駄に力が入る


だって何も言わずに近付いて来るなんて
ちょっと怖いじゃん?

私一応乙女だし?



ピタリと私の前で止まった足音