目の前に立つ彼を志帆と友香を盾にして 注目の的である彼をもう一度見れば バチリと目が合う。 なんだろう、どこかで見た気がする 顎に手を置いて考える あ、思い出した。 金曜日のあの単車乗ってた彼だ。 学生さんだったんだ。 ジッと彼の顔を見れば 金曜日と同じようにニコリと微笑んでくれて 私もニコリと微笑み返した。 周りの悲鳴のような歓声が遠くで聞こえるほど 何故かこの場に私たちしかいないような錯覚 「 お前に話がある。 」