「た、拓ちゃーん…?」
「ごめんなさい…由姫
この害虫がどうしても許せなくて…」

「由姫⁈聞いた?
いまコイツ俺のこと害虫って言った!」
と弥生君。
「やよ、コイツはこういう大人気(おとなげ)無さすぎる物だから…」
か、華生くん?
せめてというかなんと言うか…
せめて人として認識してあげて下さいぃ

「由姫、華生と弥生がうるさいんだ。
潰して良いかな?」
「おはよー。」
このナイスタイミングに海君が教室に入ってきた。
「あーもう!」

びっくりしたあ、
「ど、どうしたの?」
「朝からnobleの集会かけられた。
マジだるい。」

っ。
思い出した。
蓮さん…うっ。

泣きそう…だけど…我慢だ…
「へ、へえっ。お疲れ様〜」
丁度そこで金が鳴ったので、
この話は終わった。 

いつもと同じ教室に、少し感謝した。