大好きな君に最後まで愛してるを

学校に着くと、校門前では既に卒業生たちでいっぱいだった。
友達同士で写真を撮りあっている生徒や別れに対して泣いてしまっている生徒など、心境は人それぞれだが、皆それぞれの道に進んでしまう門出の日でもあるので、1分1秒でも一緒にいたいから朝早くから登校したのだと悟った。
いつもより青空で3月にしては暖かい日だった。
だが、新しい道へと歩んでいく私たち…、いや、私にとってはその明るい道がより暗闇に落とされた気分にさせた。
気を使うこともなく挨拶を交わすこともでき、毎日途切れなく会話ができたり、冗談が言えるくらい無邪気に話せる友人や大好きな人が、全てが0になり、スタート地点に戻されたような気分だったからだ。
また、思い出を振り返ってしまい、歯を食いしばりながら、涙をこらえた。