貴方の隣に居ちゃ……ダメですか?ーイケメン吸血鬼を好きになっちゃいました!ー
ファンタジー
完
0
緑Miya/著
- 作品番号
- 1668408
- 最終更新
- 2022/05/17
- 総文字数
- 808
- ページ数
- 4ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 455
- いいね数
- 0
とある町娘は、1人暗い路地裏を歩いていた。
噂によると、1人で暗い路地裏を通ると〝吸血鬼〟が、現れるという噂が耳に入った。
町娘は、吸血鬼が好きで会いたくて仕方なく早々噂を聞きつけて暗い路地裏に歩いているのだ。
本で読んだ、吸血鬼は朝が苦手で太陽に浴びると溶けてしまう。
もうひとつは、人間の生き血を吸って生きているとか。
そんなお話だった。
だけど、話では朝でも平気で?太陽に照らされても溶けない?それに、人の生き血を吸わない?
吸血鬼好きには、気になる内容だよねっ!
すると、
向かいから誰かが歩いてきた。
その人も私に気づいたらしく驚いている。
どんどん近づいてくるその人。
え!い、イケメン……
肌白くでもないごく普通の人間だった。
「女性1人でここにいてはいけないよ?」と、言われ
私は、「え!」となった。
その人は私を抱えて路地裏から出た。
「危ないところだったよ?もう、ダメだからね?女性1人で路地裏を歩いちゃ」
「はい。……ごめんなさい」
「分かればいいんだよ。では、私はこれで」
そういうと、私から立ち去って行った。
少しの間その人に見惚れていた。
……え、かなりの距離を飛んだような。
今の……なんだったの?
ほんとに……人間?
私は、その人が気になりすぎて吸血鬼探しではなくなってしまった。
その人が〝吸血鬼〟とも知らずに_____
私は、その人の跡を負った。
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