「なぁ、万桜、帰ったら家で話し合おう。あと……、酷い態度とって
悪かった……、ごめん」
千星くんはまるで捨てられた子犬のような顔をして、謝ってくれたけど、
わたしは思わずその表情に、キュンとしてしまった。
わたしの家に着いて、千星くんはリビングのソファに手招きする。
「万桜、おいで?」
「うんっ……!」
二人掛けのソファに座る千星くんの隣に、わたしは腰をおろした、のところ
までは良かったんだけどーー。
「きゃあっ……!?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…