王子様に恋の魔法をかけられて。


わたしのせいで千星くんがこのままじゃ、死んじゃうっ………! 
そんなの絶対に嫌だよっ……!!


わたしは、ハッとしてある方法を思いつく。


息を吸って、夕焼け色に染まる住宅地の場所でわたしは叫んだ。


「დრო, დაგვიბრუნე ახლა წარსულში!」
(時よ、わたしたちを今すぐ過去に戻して!)




わたしは、徐々に意識が覚醒して目を覚ます。


視界いっぱいに広がるのは、いつもと変わらないわたしの部屋。


ベットにはーー、不思議そうに周りをキョロキョロしている千星くんの姿が。