幸せのかたち

翌日。
昨日の事件でバテていた俺は、
ベッドに居た。
だけど父さんが休みだったので、
二人でゆっくり話した。
俺は寝たままだったけど。

「…昨日はごめん。」
「さくらから、全て聞いたよ。
何で真生が謝るんだ?」
「だって…
なぎささんにダメ母なんて
言わせちゃうんだよ?
…ヘコむって。」
「…大丈夫だよ。
お前が気にする事じゃない。
それに、お母さんは
昨日の事反省してるし
気にしないのが一番だよ。」
「…そうだね。」
父さんは俺の頭を
そっと撫でて出て行った。
俺は少しだけ眠った。