虹の秘密

「大きな虹。久しぶりに見た」
「ひより」
「ん?」
「好きだ」
「えっ?」
突然の告白に何も言えなくなる。虹から視線を外し、そうたを見るとそうたも真剣な目でこちらを見ていた。
「好きだ。俺と付き合ってくれ」
「えっと…考えさせてもらっていい?」
生まれて初めての告白に戸惑い、すぐに答えをだせなかった。
「いいよ」
そうたはそれだけ言うと、いつもと同じスピードで歩き出した。