それから滝くんと一緒に教室まで帰ると美香達がいた。 「何だか早く終わっちゃった」 何て言ってたけど、時計を見るとかなり時間が経っていた。 「杉浦、西部さんが呼んでた」 「ぇ…ぁ………ぅん」 岡田くんが現れて、一気に声が小さくなった。 「頑張れ」 滝くんがアタシの背中を軽く叩いてそぅ言ってくれたから アタシは岡田くんの横を通りすぎた。