「じゃあそろそろ鍵閉めるぞー」


 という先生の声がして、私たちは片付けを始めた。


「結構完成に近づいたね」


 と私はカエちゃんに言った。


「そうだね」


 そう話す私たちの顔には、達成感が表れていた。