キミの愛情120%



「あ……ええと……」

「……今度は何したの? 諒」

「え~? 俺はただ、里菜ちゃんに話しかけてたけど反応なかったからさあ」


へらへらしている松原先輩を汐見先輩がにらむ。

マルとチョコちゃんは顔を見合わせたあと、リナの腕をがっしりつかむと、先輩たちから離れたところへずんずん連行していった。


「ちょちょっ、なになに」

「なにはこっちのセリフだよ! せっかく里菜と松原先輩が話せるように、こうやって汐見先輩に連れてきてもらって放課後5人で帰ってるのにさあ!」

「そ、そんなの頼んでないし!」

「ずっとウジウジしてるアンタを見るのも、学校でアンタをこっそり見てるチャラ男を見るのもいい加減飽きたのよ」

「別にリナはウジウジなんか……っ」

「保健室に運んでくれたこと、お礼言いたいんでしょ? さっさと言って仲直りしちゃいなよ」


運んでくれたことはありがたいと思ってるけど、よく考えたらリナが倒れたのはそもそもあいつの意味不明行動のせいだし!

リナが素直じゃないみたいになってんの不本意すぎるんですけど。