キミの愛情120%



「し、汐見先輩の気のせいじゃ……だってリナ、そんなの一度も」

「気づかなかっただろうね。君に見られそうになったら慌てて僕のところに戻ってきてたから……。あれがいちばんウザかったんだけどさ」

「…………」


なんだよそれ。謝りたかったから? 一時の気の迷いなんじゃないの? なんでリナと会うのをためらったりするの? 先輩らしくないじゃん、そんなの。


「……汐見先輩、感想ウザいしかないんですか」

「ウザい。女子みたいで気持ち悪い。……あとは」


ふ、と汐見先輩がふいに笑った気配がした。

うつむくリナには表情は見えなかったけど、とてもやさしい笑みな気がした。



「あんな諒を見たのは初めてだったから、新鮮だった。かな」