キミの愛情120%



『岸本さん、一人? よければ私たちと一緒の班になろー』

『ちょっと、あたしはあんたと一緒の班になるなんて一言も……』

『えーいいじゃん。寺橋さんも一人なんでしょ? アハハ、私も今なんか避けられてるし~……余りもの同士、これも縁じゃない? ね、どう?』


……うん。

縁だったね。すごいね。あれからずっと一緒にいるね。


あの光景を、あのとき感じた気持ちを、リナはずっと忘れないよ。



「あの日、リナに声をかけたのが二人の運のツキだから! 諦めて、リナと一生友達でいてください!」



ベッドの上で頭を下げて、手を差し出した。

ふたりはぽかんとしていたけど、すぐに小さく笑い始めて、やがてマルの「あははは」という明るい笑い声が保健室を包んだ。

差し出したリナの手に、ふたりの手が重なる。


「あははは、どゆこと?どゆこと? なんかプロポーズされたみたいでびっくりしたよー」

「え、あ、ごっ、ごめん……」

確かに、婚活番組とかでよく見るやつをやってしまった。恥ずかしい。

チョコちゃんが小さく肩を震わせながら、「まあいいわ」と言った。