キミの愛情120%



「リナにとっては、マルとチョコちゃんなんです。リナはずっと、今の関係のまま二人と仲良くしていたい。二人の近くにいさせてほしい。リナが憧れた、ふたりとずっと……」

「……だから、百合に隠したの? 聞いたよ、君が百合のマスコットを見つけてくれたこと。確かに申し訳なく思うかもしれないけど、百合はそのくらいじゃ落ち込まないと思う」

「今思うと、たぶん、違うんです。マルのためって言って、コソコソこんなことする自分が重くて、気持ち悪くて……そういうリナのこと、マルに知られたくなかったんです」


リナって、愛が重いからさ。

重い愛って、ときどき暴走しちゃうからさ。

なんで自分あんなことしちゃったんだろって後になって思うけど、その時の自分は相手のことで頭がいっぱいで冷静じゃなくって。



「二人のことが大好きで、大事すぎて、いてもたってもいられなくて。必死で、馬鹿みたいで、格好悪くて……そんな自分が、嫌いです。マルとチョコちゃんの友達にふさわしくない」



本当はね、マルが言うことも、松原先輩や汐見先輩が言うことも、わかるんだよ。

マルはこのくらいじゃリナのこと嫌いにならないし、ふさわしいとかふさわしくないとか、そういうのこそマルの嫌いな考え方だって。