キミの愛情120%


目的の歩道橋にたどり着いて、スマホのライトをかざして捜索を開始する。先輩も同じように探し始めてくれた。


「ちなみにさ、明日の朝、みんなで探すんじゃダメだったの?」

「ここで見つかる確証なんかないし、見つかるかもって期待させて、なかったらつらいじゃないですか」

「じゃあ、明日の放課後、マルちゃん抜きで探すとか」

「……それじゃ、遅いですよ。それまでの間、マルはずっとしんどい気持ちで過ごさなきゃいけないんです。汐見先輩に謝って、気にしないでって言われても自分を責めて……」


マルはメンタル激強女で、他人から何か言われることにはへっちゃらなタイプだ。でも自分に非があると思ったら、どこまでも自分を責め続けてしまう。


「きっとマルは、リナ達の前では平気な顔すると思います。でも心の中ではちょっとだけ、自信を無くすと思う。やっぱり自分はダメだなって思っちゃう。リナはそれが嫌なんです」


リナの大好きなマルのことを、マル自身に否定してほしくない。

最近ようやく汐見先輩のおかげで、女の子としての自分も認め始めているのに。