「……あの。リナは、松原先輩の彼女じゃないです」
「じゃあ、なんでクリスマス一緒にいたの?」
「汐見先輩の彼女、知ってますか?あの子、リナの友達なんです。そのつながりで、クリぼっちだったリナを助けてくれただけなんです」
「……理由は本当にそうだとしても、それだけで諒があなただけとクリスマス過ごすなんてありえない。やっぱりあなたは特別なんだ」
……そうだったらいいのにって、リナも今まで何万回も思ったよ。
「それは……」
「そうじゃないなら、諒は本当に私たちがどうでもよくなったんだ」
え?
スズカさんが嗚咽を漏らしながら言った。「私たちだって、ほんとはわかってる」って。
「諒は私たちのことなんか、ほんとは全然興味ないんだって。ただの都合いい遊び相手で、好きな人ができたら構ってさえくれなくなる、それだけの存在だって……」
「それは違う!」
大声で否定したリナに、女の子たちが泣きはらした目で顔をあげた。



