ー都芽琉ー

?「おっと、そろそろ時間だ、じゃあ今日の配信はここまで!次の配信も来てねー!バイバーイ」


ピッ
配信切り忘れてないか?


よし!
配信ちゃんと切れてる。


俺の名前は福谷 都芽琉(Fukuya Tomeru)、そこらへんに居る中学2年生。
ちょっと違う事と言えば、歌い手というジャンルでネットでの活動をしている事だ。


勿論顔出しなどの個人情報などは出して居ない。
俺が活動している事も一応知ってる。


俺ん家は母、兄、俺の3人家族だ。
母さんは父さんと俺が産まれてすぐに離婚したらしい。
だから父さんは居ない。



俺がリビングに行くと、母さんが夕食の準備をしていた。


都芽琉「え?もうご飯?今日早くない?

母「あ、都芽琉!奏多呼んできて、大事な話があるの!


福谷 奏多(Fukuya Kanata)、それは俺の兄だ。
俺の4つ上で、高3。
母は福谷 美玖美(Fukuya Mikumi)と言う名前。
歳は今年36をむかえる。
俺は2人の事を、兄貴、母さんと呼んでいる。


2人はすげぇ整った顔をしている。
こんな整った顔した家族が居んのに俺は何処にでも居るごく普通の顔。


ハァー、整った顔に産まれたかった…


都芽琉「わかったー


俺は短く返事をして兄貴を呼びに行った



コンコン


奏多「どしたー?

都芽琉「母さんが大事な話あるって言ってたから下に降りてきて

奏多「えー腹減った…

都芽琉「話終わったら飯だから我慢しなよ、このゴリラ

奏多「あぁ!?誰がゴリラだコラ!!

都芽琉「痛いってば!

奏多•都芽琉「……プッwwwwwww


俺らは話しながらリビングに向かった


都芽琉「母さん、兄貴連れて来たよ

母「ありがとっ、2人ともそこに座って!


ガタッ
俺達が席に着くと母さんも席に着いた。