“家まで送ろうか?”という申し出を断り、改札の奥へと消えていく沙帆ちゃんを見送ってから、帰路に就く。
楽しかったな……。
沙帆ちゃんと一緒にいることが出来る時間は短い。特に2人きりの時間なんて、ほとんどない。
それは辛いけれど、それでもやっぱり、一緒にいれる時間は楽しいし嬉しかった。
そして、幸せだった。
春、沙帆ちゃんが大学を卒業して塾を辞めたら、2人で会うことは出来るようになるのだろうか。
それとも、“社会人”と“学生”になるから、余計に会えなくなるのだろうか。
――いや、そもそも、担当じゃなくなっても会ってくれるのか?
これからの未来はなかなか想像しがたいけれど、それでも今日、やっぱり今の自分にはやらないといけないことがあると再認識した。これ以上先延ばしにしてはいけないと、強く思った。
もう少しで家が見えてくる、というところで、道を曲がる。
5分程歩くと、何度も来たことのある家が視界に入る。
家の前に立ち2階を見ると、電気がついていた。
ポケットからスマートフォンを取り出し電話をかけると、3回ほどのコールで相手はとった。
楽しかったな……。
沙帆ちゃんと一緒にいることが出来る時間は短い。特に2人きりの時間なんて、ほとんどない。
それは辛いけれど、それでもやっぱり、一緒にいれる時間は楽しいし嬉しかった。
そして、幸せだった。
春、沙帆ちゃんが大学を卒業して塾を辞めたら、2人で会うことは出来るようになるのだろうか。
それとも、“社会人”と“学生”になるから、余計に会えなくなるのだろうか。
――いや、そもそも、担当じゃなくなっても会ってくれるのか?
これからの未来はなかなか想像しがたいけれど、それでも今日、やっぱり今の自分にはやらないといけないことがあると再認識した。これ以上先延ばしにしてはいけないと、強く思った。
もう少しで家が見えてくる、というところで、道を曲がる。
5分程歩くと、何度も来たことのある家が視界に入る。
家の前に立ち2階を見ると、電気がついていた。
ポケットからスマートフォンを取り出し電話をかけると、3回ほどのコールで相手はとった。



