夢を叶えた日、一番にきみを想う

「私、花束貰ったの初めてだよ。ありがとう!!」
「別に。いつも世話になっているから」
「花束って、特別感があってとても嬉しい。家に帰ったらすぐに花瓶に差すね!!」

11本のひまわりに負けないぐらいの明るくこぼれるような笑みを、俺にむける。

その笑顔を見た瞬間、苦しさを感じさせるほど、胸がドクン、と大きく鳴る。


ああ、そっか。俺、この人のこと。


いつからだろう。
ずっと気づいていなかっただけで、きっと、

「その代わり、教えてよ。尚樹くんのこと」

出会ったあの日、ふわりと笑いかけてくれた時から、もうー…。