「お相手は、どんな人ですか?」
誕生日プレゼントを用意していないと気付いたのは、最寄り駅に着く直前だった。
駅の近くにある雑貨屋さんも、ケーキ屋さんも、全て閉まっている。
どうしよう、と思った時、店の前に並んだお花が入ったバケツを店内にしまう様子が視界に入った。
「すみません、もう終わりですか?」
作業をしていた店員さんは、少し驚いた顔をしていた。
「……今日、誕生日の人がいるんです。花、渡したくて」
俺の言葉に、店員さんは微笑んだ。
「売り切れちゃったお花もありますが……、ここにあるお花でよければ」
安心したのも束の間、どんな花を渡したら良いのか全く分からない。
うーん、と唸る俺に、店員さんは言ってくれたのだ。
「お相手をイメージして、花束、作りましょうか?」
シンプルだけど、真っ青な空の下でエネルギッシュに咲き誇るひまわりを連想させるその花束は、目の前で嬉しそうに笑っている人にピッタリで、花屋ってすげえな、と感心してしまう。
閉店間際で慌てて駆け込んだのに、最高のプレゼントだ、と思った。
誕生日プレゼントを用意していないと気付いたのは、最寄り駅に着く直前だった。
駅の近くにある雑貨屋さんも、ケーキ屋さんも、全て閉まっている。
どうしよう、と思った時、店の前に並んだお花が入ったバケツを店内にしまう様子が視界に入った。
「すみません、もう終わりですか?」
作業をしていた店員さんは、少し驚いた顔をしていた。
「……今日、誕生日の人がいるんです。花、渡したくて」
俺の言葉に、店員さんは微笑んだ。
「売り切れちゃったお花もありますが……、ここにあるお花でよければ」
安心したのも束の間、どんな花を渡したら良いのか全く分からない。
うーん、と唸る俺に、店員さんは言ってくれたのだ。
「お相手をイメージして、花束、作りましょうか?」
シンプルだけど、真っ青な空の下でエネルギッシュに咲き誇るひまわりを連想させるその花束は、目の前で嬉しそうに笑っている人にピッタリで、花屋ってすげえな、と感心してしまう。
閉店間際で慌てて駆け込んだのに、最高のプレゼントだ、と思った。



