「ホントに!?いいの?」

「はい、でも長さはあんまり変えたくないかも……それでも大丈夫ですか?」

「髪は毛先を整えるくらいで考えてるよ。
あと、カラー入れさせてくれる人探してて」

「それなら大丈夫です!そろそろ違う色入れたいと思ってました!」

「やったー!交渉成立ね」



涼さんは喜びのあまり抱きついてきて「ありがとう」と言ってくれた。


涼さん、すっごいいい匂いがして同性なのにドキドキする。


って、ときめいてる場合じゃない。一刻も早く親交を深めないと。