せっかくの高校生活、スタートは良かったはずなのに、苦手なタイプ──如月司くんと近くの席になるなんて……。
「──い、おーい!聞いてる?」
「ひゃ、ひゃいっ……!?」
如月くんは突然……というか、ずっと私に話しかけてくれてたみたい。
私が気づくのが遅くなっただけなんだけど……驚きすぎて変な声出ちゃったよ……!
「あ、あのっ……何か用、ですか……?」
苦手意識やら恥ずかしさやらが入り交じって、少したどたどしくなっちゃったけど……ごめんなさい如月くん、悪気はないんです……。
しかし、如月くんから返答が来ることはなく、どうしたのか気になってふと右隣に視線を向けると、何故か如月くんが赤面しているのが目に入った。
「──い、おーい!聞いてる?」
「ひゃ、ひゃいっ……!?」
如月くんは突然……というか、ずっと私に話しかけてくれてたみたい。
私が気づくのが遅くなっただけなんだけど……驚きすぎて変な声出ちゃったよ……!
「あ、あのっ……何か用、ですか……?」
苦手意識やら恥ずかしさやらが入り交じって、少したどたどしくなっちゃったけど……ごめんなさい如月くん、悪気はないんです……。
しかし、如月くんから返答が来ることはなく、どうしたのか気になってふと右隣に視線を向けると、何故か如月くんが赤面しているのが目に入った。