顎を掴まれ、逃げ場がなくなる。
「めちゃくちゃに抱いてやる。今日からお前は俺のモンだ」
息がかかるほど近くて、反射的に唇を強く閉じる。
「……っ」
温かいものが口に当たり、全身に鳥肌が立った。
常盤くんの時とは全然違う……。
私の事を物みたいに扱う男。
「おい、口開けろよ!」
腕を引っ張られ、ベッドに力強く倒れた。
「きゃあっ!」
「ここには見張りもいる。なんかのドラマみたいに誰も助けになんかこねぇからな!」
上から秋元が覆いかぶさり、荒々しく服を脱がされた。
「……やめてっ!」
相羽くんの時を思いだし、息が苦しくなる。
どうして私はいつもこんな思いをしなきゃないんだろう……。
ただ、普通に生きたいだけなのに。
しかし、突然秋元の手が止まった。
「……あ?」
視線が、私の胸元に落ちる。
「なんだよ、これ」
低く、苛立った声。



