『那由…?那由っ?』

『……ンン』

『良かった……。どう??まだ、胸痛かったりする??苦しい??』

『ううん。大丈夫…。治まったみたい…。』

誰だろ??ほんとに……。

さっき質問してきた人について私は、少し疑問を感じでいた。見たことのない人物だったから。

『あっ、そういえば、俺の自己紹介まだでしたね。那由の担当医「真貴(シンキ)」の父であり島根組幹部、祭(マツ)です。いちよう医者と、幹部の掛け持ちです。』
最後にニコっと軽く笑って自己紹介を終えた。


真貴の父……。幹部してたなんて、知らなかったな…。


『あっ、ちょっといそがしいで、抜けるな。外寒いだろ??真貴来るの一応ここで待ってるけど、建物の中いきたかったら、真貴に連絡してもらって、行っていいからな。

すいません、組長、あとは、お願いします』

そうして、祭さんは、さっていった。

そしたら、その後直ぐに真貴が来た。

『おまたせっ!!大丈夫か??気分は??』

『全然大丈夫だから。もぅ、治まったよ。』

『父ってあんまり、礼儀ないけど、気にしないでいいから。あれでも腕のいい医者なんだ…』

へぇ。そうなんだ……。
でも、祭さんが、真貴の父で医者をしていてそのうえ幹部なんて……。驚く以外ないよね……。

『じゃっ、基地いくか??』

『いいんですか??!!!』

『その方が、俺も安心だ。診察かってしやすいしな』

『んじゃ、決まりだ』

えっ??私なんにも言ってないよ??
ホント、今日は、驚いてばかり。

『えっ?あっ、はい。』