「ちょうど、奥さんが出て来てくれて良かった。
話があるのは、中村さんじゃなくて、奥さんの方だったから」
なんだか、そう告げる彼女が怖かった。
綺麗な顔をしているのが、余計に不気味に感じて。
「私、あなたの旦那の中村楓さんに、酔わされて、無理矢理ラブホテルに連れ込まれて、レイプされました」
「え、レイプって…」
そう言われ、この子が言っているのは、
あの日の事だよな?と思い出す。
あの時、泥酔しているこの子を、
楓は介抱しながら、そのままラブホテルへと連れ込んでいた。
無理矢理?レイプ?
その辺りは疑問だけど。
「私、病院に行って、ちゃんと診断書も貰ってます」
そう言って、紙を私に投げつけるように落とす。
「あ、それ、コピーなんで、破いてもいいですよ?」
そう、笑っている。
「雪村さんの目的は、なんですか?」
混乱する頭の中で、考える。
この子と楓は、LINEや携帯番号の交換はしていたが、
LINEは、あの後特にやり取りはしていなかった。
なので、私が楓に、LINEをするように言った。
"また会いたい"とか、無難な事を送るように。
すると、"暫くは忙しいので、また今度"と、
社交辞令でともとれる内容で返事が来た。
この子と楓とのLINEでのやり取りは、それだけ。
近藤日和さんと細木南さんとの反応に比べると、いまいちだな、とは思ってはいたけど。
本当に、うちの夫の楓に気があるのだろうか?と。
話があるのは、中村さんじゃなくて、奥さんの方だったから」
なんだか、そう告げる彼女が怖かった。
綺麗な顔をしているのが、余計に不気味に感じて。
「私、あなたの旦那の中村楓さんに、酔わされて、無理矢理ラブホテルに連れ込まれて、レイプされました」
「え、レイプって…」
そう言われ、この子が言っているのは、
あの日の事だよな?と思い出す。
あの時、泥酔しているこの子を、
楓は介抱しながら、そのままラブホテルへと連れ込んでいた。
無理矢理?レイプ?
その辺りは疑問だけど。
「私、病院に行って、ちゃんと診断書も貰ってます」
そう言って、紙を私に投げつけるように落とす。
「あ、それ、コピーなんで、破いてもいいですよ?」
そう、笑っている。
「雪村さんの目的は、なんですか?」
混乱する頭の中で、考える。
この子と楓は、LINEや携帯番号の交換はしていたが、
LINEは、あの後特にやり取りはしていなかった。
なので、私が楓に、LINEをするように言った。
"また会いたい"とか、無難な事を送るように。
すると、"暫くは忙しいので、また今度"と、
社交辞令でともとれる内容で返事が来た。
この子と楓とのLINEでのやり取りは、それだけ。
近藤日和さんと細木南さんとの反応に比べると、いまいちだな、とは思ってはいたけど。
本当に、うちの夫の楓に気があるのだろうか?と。



