「りーの、ん」 早くと言わんばかりに、梨乃に合図する。 梨乃は、観念したのか今日一顔を真っ赤にしながら、俺に顔を近づける。 梨乃は、 「る、琉煌くん、好き......」 そう言って、俺の唇にキスをする。