9月24日
3年生が引退して新体制になって2度目の大会。
煌くんは足が治ったようでまた走ってる。
走り終わったあとに。
友達に彼氏の話をした。
「カッコイイし付き合った方がいいって言ったけど、言うね!別れた方がいい!他にいい人がいるよ。」
やっぱりそう言われた。
分かってるけど、心が追いつかない。
その時、笑顔で煌くんがこっちを見ていた。
まるで、あなたを愛せるのは俺だけです。と言っているように。
私は、助けて。って思った。
去年みたいに、私の世界を煌くん1色にして欲しい。そう思ったの。
だけど、煌くんとは心の距離も、現実的距離も遠かった。

