ーーー、、、


同窓会会場のホテルに着いた


もうみんな来てるかな?


会場がある3階までエレベーターで上がる



するとざわついている会場が見えた


結構来てるなぁ




そんな事を思いながら

会場に入ると




「あ!空やっと来たー!!
こっちこっちー!」


と、私を呼んだのは


早坂莉緒(はやさか りお)


中学、高校とバレー部で同じだった
莉緒。

「莉緒!」


と、呼ばれた方へ向かう



「空、相変わらず変わってないねぇ」


「こないだ、会ったばっかりで変わらないでしょ」


そう莉緒とは、
ちょいちょい会う



「あ、そっか(笑)」


そして始まった同窓会。


皆んなで乾杯して

懐かしいメンバーと話をしたりして
過ごしていたら


誰かが遅れて入って来たらしい




「ちょっと空!来たよ?!」


「え?」


振り返るとそこには
スーツを来た雄星こと

山﨑雄星(やまさき ゆうせい)が
そこに居た。


一瞬目が合ったような気がして

慌てて逸らしてしまった



「何してんの〜!
今日楽しみにしてたの、山﨑に会えるかもだったからでしょ?!」


「そ、そーだけど。
もう何年も会ってないし、、、。」



「あーもぅ!
ほら、山﨑もこっち見てんじゃん!
話掛けて来なよ!」



「えっ?!
む、無理だよ〜、、、何て話せば良いかわかんないし、、、」



「あーも!
つべこべ言わず行く!ほら!」


と、背中を押されてしまった


そして正面を見ると雄星が居た?!


「ゆ、雄星、、、、」


「空、久しぶり。」


「う、うん久しぶり」


「元気にしてた?」


「うん、元気にしてたよ
雄星こそ元気にしてた?」


「あぁ俺も、元気にしてるよ」



「そ、そか。
なら良かった、、、」



「なぁ空、同窓会の後なんだけど
少し2人で話せない?」



「えっ?
あっ、えと、うん大丈夫!」


「そっか!良かった。あ、連絡先聞いて良い?」



「うん。雄星のも教えて?」


「あぁ、もちろん」


そうして連絡先を交換して


お互い後で会う約束をして


お互いの友達の所へ戻って行った





「あ!空、どーだった?!」


「れ、連絡先交換して、
この後2人で会う約束した!」


「お?!
脈ありなんじゃない?!
良かったじゃん」

「結婚報告とかだったらマジ凹むから
やめてよ〜、、、、。」


「そんな情報は入ってないから大丈夫!」



「そうかなぁ、、、、」