浅葱の姫。

「そうそう。

あさ。ちょっと来い。」

立ち去る間際に

伊東様は私を呼び止めた。

最後だから。

私はそんな気持ちで

伊東様について行った。

「なんでございましょう。」

「最後の確認さ。」

嫌な予感がした。

「一生のうちで

お目にかかれるなんて

光栄でございます。」