無人の部屋は5部屋か6部屋あったため、このお化け屋敷は作りかけなのではないかと思ったのだ。
その部屋が埋まっているのだ。
部屋の中央に棒立ちになっている人間。
それは男で、どうして自分がここにいるのかわかっていない様子で周囲を見回してる。
それは……「カズトモ!?」
思わず声がひっくり返ってしまった。
ガラス張りの部屋から飛び退り、背中をピッタリと壁にくっつける。
「本当だ、カズトモだ!」
タイセイが駆け寄ってきて部屋の中を確認すると目を見開いた。
「なにこれ、どういうこと!?」
「落ち着けよコノミ。これでさっきセイラが言ったことが本当だってわかっただろ」
ミチオの声だけが落ち着いていた。
「え? 私の言ったこと?」
「カズトモがこの遊園地の関係者だって話しだよ。じゃないとこんな部屋の中には入れないだろ」
そう指摘されて、頷く。
その部屋が埋まっているのだ。
部屋の中央に棒立ちになっている人間。
それは男で、どうして自分がここにいるのかわかっていない様子で周囲を見回してる。
それは……「カズトモ!?」
思わず声がひっくり返ってしまった。
ガラス張りの部屋から飛び退り、背中をピッタリと壁にくっつける。
「本当だ、カズトモだ!」
タイセイが駆け寄ってきて部屋の中を確認すると目を見開いた。
「なにこれ、どういうこと!?」
「落ち着けよコノミ。これでさっきセイラが言ったことが本当だってわかっただろ」
ミチオの声だけが落ち着いていた。
「え? 私の言ったこと?」
「カズトモがこの遊園地の関係者だって話しだよ。じゃないとこんな部屋の中には入れないだろ」
そう指摘されて、頷く。