「大丈夫。きっと一緒に脱出できるから」
今はそう信じていることしかできない。
カズトモだけを置き去りにするなんて、考えられないことだから。
「みんなが動けるようになったら、タイセイも一緒に外へ出て」
「セイラはどうするつもりだよ?」
聞かれて私は黙り込んでしまった。
カズトモのことを言えばタイセイは自分もここに残ると言い出すだろう。
だけどタイセイは出血しているのだ。
一刻も早くここから出て手当をしないといけない。
「私は大丈夫だから」
そう言っても納得してくれるようなタイセイではなかった。
けげんな顔を私へ向ける。
「もしかしてカズトモがどうかしたのか?」
「そ、そんなことないよ。カズトモだってすぐにここに来るから」
そういう声は少し震えて、しかも早口になってしまった。
それを見ていたタイセイは大きくため息を吐き出す。
今はそう信じていることしかできない。
カズトモだけを置き去りにするなんて、考えられないことだから。
「みんなが動けるようになったら、タイセイも一緒に外へ出て」
「セイラはどうするつもりだよ?」
聞かれて私は黙り込んでしまった。
カズトモのことを言えばタイセイは自分もここに残ると言い出すだろう。
だけどタイセイは出血しているのだ。
一刻も早くここから出て手当をしないといけない。
「私は大丈夫だから」
そう言っても納得してくれるようなタイセイではなかった。
けげんな顔を私へ向ける。
「もしかしてカズトモがどうかしたのか?」
「そ、そんなことないよ。カズトモだってすぐにここに来るから」
そういう声は少し震えて、しかも早口になってしまった。
それを見ていたタイセイは大きくため息を吐き出す。



