「てっきり、もっと悔しがるのかと…」
「そりゃ、律希くんの連絡先ゲットしたかったけど〜…。でも、『女とは連絡先交換するつもりない』ってかっこよすぎじゃない!?」
「そ…そう?」
「そうだよ!だってそれって、浮気の心配はないってことじゃん!それに、もし連絡先教えてくれることがあったなら、それは脈アリって合図でしょ♪」
…なるほど。
確かに、芽依の言うとおりかもしれない。
芽依のこういうポジティブなところは、いつも見習いたいなと思っている。
…でも、あれ……?
『女とは連絡先交換するつもりない』って、わたしとは連絡先の交換はしてよね…?
わたし、一応…“女”なんだけどな。
そう思ってみたんだけど、きっとりっくんの中ではわたしは“女”じゃなくて、異性とはまた違う“幼なじみ”という括りに入っているのだろう。
「そりゃ、律希くんの連絡先ゲットしたかったけど〜…。でも、『女とは連絡先交換するつもりない』ってかっこよすぎじゃない!?」
「そ…そう?」
「そうだよ!だってそれって、浮気の心配はないってことじゃん!それに、もし連絡先教えてくれることがあったなら、それは脈アリって合図でしょ♪」
…なるほど。
確かに、芽依の言うとおりかもしれない。
芽依のこういうポジティブなところは、いつも見習いたいなと思っている。
…でも、あれ……?
『女とは連絡先交換するつもりない』って、わたしとは連絡先の交換はしてよね…?
わたし、一応…“女”なんだけどな。
そう思ってみたんだけど、きっとりっくんの中ではわたしは“女”じゃなくて、異性とはまた違う“幼なじみ”という括りに入っているのだろう。



