それがまた、わたしの自信に繋がる。



「しずく、これ以上かわいくならないで。俺の心臓がもたない」


今日も律希は、わたしに甘く囁く。


そんな律希の襟元からは、シルバーのペアリングのネックレスがキラリと光る。

同じくわたしの襟元にも、ピンクゴールドに輝くペアリングのネックレスが。



幼なじみだったわたしの彼氏は、とってもクールだ。

だけど、そんな彼が本気になったら――。


まるでとろけそうなくらいの、甘い甘い毎日が待っていたのでした。





クールな幼なじみが本気になったら【完】