クールな幼なじみが本気になったら

わたしは、違う意味で驚いている。


どうして、りっくんがあの場所にっ…。


なんだか悪い予感が頭を過ぎる。


もしかしてりっくん、実はわたしに愛想を尽かして、この場で違う女の子に告白するんじゃ…。

実はわたしたちって、付き合ってなかった…とか!?


いつもクールな無表情に近いりっくんからは、今なにを考えているのかは読み取れない…。


そこへ――。


「うわぁ〜、すごい人気っ!さすが、一大イベントなだけあるね〜」


わたしのすぐそばで声がして、振り返ってみると、そこにいたのはミュウちゃんだった。

撮影が終わったからか、文化祭を見てまわっているようだ。


ミュウちゃんがこの体育館にやってきたということは…。


ますます胸騒ぎがする。



なにも、告白する相手が同じ学校の生徒じゃないとダメだというルールはない。