その声にハッして、我に返る。
決して、芽依とまわる文化祭がつまらないというわけではない。
楽しいんだけど、どうしてもりっくんのことが…。
シャッターごとに瞬時にポーズを決めるりっくん。
ミュウちゃんとの息もピッタリだ。
普段見ることのない『モデルの律希』の顔。
それはそれで、とってもかっこいいんだけど…。
ずっと胸がモヤモヤする。
「彼女なのに、陰からしか見ることができないって…なんか寂しい」
あれだけ、周りには騒がれたくないと言ってヒミツのお付き合いをしていたけど、こういうときだけわたしを見てほしいなんて思ってしまう…。
…わたしって、わがままだ。
「りっくん忙しそうだし、きっとわたしの存在に気づいてないよね」
人だかりにも囲まれて、それどころではないだろうし。
決して、芽依とまわる文化祭がつまらないというわけではない。
楽しいんだけど、どうしてもりっくんのことが…。
シャッターごとに瞬時にポーズを決めるりっくん。
ミュウちゃんとの息もピッタリだ。
普段見ることのない『モデルの律希』の顔。
それはそれで、とってもかっこいいんだけど…。
ずっと胸がモヤモヤする。
「彼女なのに、陰からしか見ることができないって…なんか寂しい」
あれだけ、周りには騒がれたくないと言ってヒミツのお付き合いをしていたけど、こういうときだけわたしを見てほしいなんて思ってしまう…。
…わたしって、わがままだ。
「りっくん忙しそうだし、きっとわたしの存在に気づいてないよね」
人だかりにも囲まれて、それどころではないだろうし。



